太鼓の達人と演奏 天理・柳本小でワークショップ
2023年01月19日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

指導を受けながら、和太鼓をリズミカルにたたく児童たち=天理市
国内外で活動する「和太鼓グループ彩|sai|」が、天理市立柳本小学校で太鼓演奏を指南するワークショップを開いた。特別支援学級の児童14人が参加し、迫力ある太鼓の音を楽しんだ。
グループメンバーの酒井智彬さんが和太鼓の歴史や特徴について説明。舞台の上で斎英俊代表が演奏の手本を示した後、児童たちが宮太鼓や桶胴太鼓などをバチで元気よくたたいた。
6年生の男児は「音が大きくてお腹に響いた。太鼓の音で元気な気持ちになる。またやりたい」とにっこり。斎さんは「太鼓は難しい指使いなどもなく、誰もが音を出せる楽器。日本の伝統楽器の楽しさを感じてもらいたい」と話している。