30人が警察官へ第一歩 県警察学校で卒業式
2023年01月27日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

卒業証書を受け取る斎藤大龍巡査=奈良市
県警察学校の初任科長期課程の卒業式が26日、奈良市南永井町の同校体育館で行われた。同日付で30人(男性26人、女性4人)が県内10署に配属され、警察官としての第一歩を踏み出した。
30人は昨年4月から約10カ月間、法律や逮捕術など警察官として必要な知識と技能を学んできた。
式で安枝亮本部長は「初心を忘れることなく、一日も早く大きな戦力となることを祈念する」と訓示。その後、総代の斉藤大龍巡査が「自覚、誇り、使命感を持って精一杯努力することを誓います」と答辞を述べた。
亀田沙耶佳巡査は「常に相手の立場に立って考え、温かく思いやりのある警察官になりたい」と意気込みを話した。