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ウクライナ支援に3万足 靴下のまち・広陵町から


支援の靴下の発送に立ち会う山村吉由町長(右)ら=広陵町


 ロシアによる侵攻で、避難生活を余儀なくされているウクライナの人々を支援しようと、「靴下のまち」で知られる広陵町が町民や町内の事業者などから募った靴下を現地に送った。厳しい冬の寒さを少しでも快適に過ごしてもらいたいと呼びかけたところ、約3万足が集まった。駐日ウクライナ大使館を通じて船便で現地に届けられる。
 きっかけは、山村吉由町長のもとに昨年11月に届いた一通のメールだ。「町の地場産品である靴下を送りたいが、一人の力では限界がある。町をあげて協力できないだろうか」
 送り主は、同町に住む会社員の女性。インターネットに投稿された動画で、ウクライナの人々がマイナス20度の極寒の中、暖房も使えず不便な思いをしていることや、ウクライナの兵士が濡れた靴下をしぼって履いているのを知ったことがきっかけだった。
 メールを受け、町が駐日ウクライナ大使館に問い合わせたところ、現地で日常生活品が不足していることが分かった。町は同町靴下組合や同町商工会にも協力を呼びかけ、靴下を現地に送るプロジェクトを始めた。
 1月13日から同31日にかけて、町役場や図書館など町内の11施設に靴下を入れる箱を設置。支援の輪は口コミなどで町内だけでなく県外にも広がり、約3万足の靴下が集まった。
 今月1日、ボランティアや担当職員が靴下を仕分けしながら荷造り。箱には、ウクライナの国花であるヒマワリが町の花でもあることにちなんで英語とウクライナ語で「ひまわりの町からひまわりの国へ」と書いた。
 山村町長は「電気やガスが不足しているウクライナの人々が、我が町の靴下をはいて寒い冬を乗り越えてもらえたら」。自身も靴下を寄付したという女性は「多くの人がプロジェクトに賛同してくれたことをとても嬉しく、誇りに思う」と話した。

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