記憶力大会に300人 大和郡山で3年ぶり開催
2023年02月7日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

ボードゲーム「ブロックス」で戦術を競う参加者ら=大和郡山市
並外れた記憶力で古事記の編纂に貢献した稗田阿礼にちなんだ「第17回記憶力大会」(同実行委主催)がDMG MORIやまと郡山城ホールで開かれた。イラスト記憶や間違い探しなどに約300人が挑戦した。稗田阿礼は現在の大和郡山市稗田町出身とされる。大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いていたが、3年ぶりの開催となった。
フランス発祥の陣取りゲーム「ブロックス」による「頭脳スポーツの部」に知人とペアで出場した大和郡山市立郡山西中学校1年の藤谷佳穂さんは「大会を心待ちにしていた。ダブルスは相手に対する信頼関係が大事で楽しかった」と話していた。
頭脳スポーツの部の審判長を務めた山梨学院大のウィリアム・リード専任教授は「出場する皆さんからパワーをもらいました」と笑顔を見せた。