橿原線100周年 近鉄が記念イベント
2023年02月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

畝傍線(現在の橿原線)全線開通時の橿原神宮前駅(近畿日本鉄道提供)
近畿日本鉄道は、橿原線の全線開通から3月で100年となるのを記念し、式典やツアーなどの関連イベントを開催する。オリジナルのヘッドマークをつけた列車の運行などで、記念ムードを盛り上げる。
大和西大寺駅と橿原神宮前駅を結ぶ橿原線は、大正12年3月21日に全線開通した(当時は畝傍線)。現在は奈良から大阪や京都、三重方面へ向かう連絡ルートとして、利用客が多い。
全線開通100年の記念式典は、来月21日に大和八木駅で開催。翌22日から4月9日まで沿線の中・高校生がデザインした100周年記念ヘッドマークをつけた列車を運行する。
さらに団体貸し切り専用車両「あおぞらⅡ」によるミステリーツアー(3月21日)のほか、特急「ひのとり」に乗車して橿原線を巡るツアー(4月8日)も開催。
近鉄百貨店橿原店では3月15日~6月14日にキーホルダーなどの記念グッズを、橿原神宮前、天理、大和八木の各駅では3月21日~31日に記念入場券をそれぞれ販売する(いずれも売り切れ次第終了)。
ツアーは事前申し込みが必要。問い合わせは、近鉄旅の予約センター(06・6775・3636)。