スケボー盛り上げに専用施設 奈良市、今夏オープン
2023年02月22日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

スケートボード施設の完成予想図
東京五輪で正式種目に採用されたスケートボードの人気の高まりを受け奈良市は今夏、ロート奈良鴻ノ池パーク(鴻ノ池運動公園、法蓮佐保山)の北側に専用施設を開設する。
建設は今月中旬から始まっており、敷地面積は約2千平方㍍。子供たちが安心して練習できるビギナーズコースや、障害物を設置し本格的な練習も可能なプレーヤーコースなど、熟練度に応じた4コースを設ける。
市外の愛好家や夜間の利用も可能にする予定で、管理施設ではスケートボードのレンタルや販売も行う。近隣には来夏にホテルとして開業予定の旧奈良監獄(重要文化財、般若寺町)もあり、市の担当者は「新設するパークとにぎわいの相乗効果も期待したい」と話す。