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三大山城・高取城の鯱瓦 当時の姿取り戻す


当時の姿を取り戻した大小2つの鯱瓦=高取町


 日本三大山城の一つに数えられる高取城(高取町)の櫓に使われていた2つの鯱瓦の復元が完了し、同町のリベルテホールで展示されている。町教委の担当者は「普段見ることができない遺物なので足を運んでほしい」としている。入場無料。31日まで。
 高取城は南北朝時代に築かれたとされ、豊臣秀吉の弟、秀長の時代に大改修が行われ、近世城郭としての形を整えた。
 鯱瓦は高取城の新櫓か国見櫓(いずれも二層櫓)の屋根に取り付けられていたとみられる。明治4年の廃藩置県で廃城となって以降、建物の多くが解体される中、鯱瓦は櫓とともに現在の明日香村へ移築。さらに田原本町へ移り、二層櫓の本体部分が解体され、鯱瓦のみが今に伝わる。
 展示している鯱瓦は、大(高さ92㌢、幅32㌢、奥行き59㌢)と小(高さ74・5㌢、幅29㌢、奥行き62㌢)の2つ。小さい方には「元禄八年八月」の銘文と「土田吉兵衛」の押印があり、元禄8(1695)年8月に土田(現在の大淀町)の吉兵衛という人物が作ったと推定されている。
 平成元年から町の歴史研修センターで保管してきたが、昨年から復元作業を進めてきた。町教委の谷岡樹技師補は「高取城の瓦としては最古のもので貴重な遺物。展示を通じて城に興味を持ってもらいたい」と話した。

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