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死と向き合う地獄絵図 紫舟さん制作、10月に金峯山寺で焚き上げ


「盗んだ人の地獄」(永田忠彦さん撮影、紫舟アトリエ提供)


 書家で芸術家の紫舟さんが、新型コロナウイルス下で制作した連作「地獄絵図」を金峯山寺(吉野町)で本尊・蔵王権現立像(重文)の特別ご開帳に合わせ展示している。新型コロナ下で不安から解放されるために死と向き合った作品といい「心の中にある地獄を燃やし尽くしたい」と、10月に作品を焚き上げて人々の心の安寧を願う。
 蔵王堂奥の本地堂で展示している。作品は屏風4点(各幅約3・7㍍)で、殺生、盗み、邪淫を犯したり噓をついたりしたことで落ちる地獄をカラスが苦しむ姿を通じて描いた。紫舟さんは「私たちは死を避けてきたために不安を抱くのだとすれば、死と向き合うことが必要だと思った」と説明する。
 作品を、思いやりから過ちをゆるす「恕の精神」を表す蔵王権現のそばで展示することに意味があるという紫舟さん。「ゆるすことができれば戦争のようなことを抑えることにつながるのでは」と話す。
 10月21日の日没後に、僧侶が経を唱え、地獄絵図を燃やして供養する計画で、「蔵王権現の火炎で焼くことでこの世の地獄を焼き払い、恨みや怒りを消滅できれば」という。
 展示は5月7日まで。会場は特別ご開帳(拝観料1600円)の拝観者なら入場できる。

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