【ガムシャラ バンビシャス】100%力出せば沖縄に勝つ 寺下が喝!!
「バンビシャスのチームメートはまじめで優しすぎる。いやらしく、憎たらしいくらいのプレーができないと試合で勝ちをつかめない」
今シーズンから加入したプロ11年目の寺下太基は、ホーム開幕戦を終えてこう話した。
ホーム初戦では硬さのためか、大阪のディフェンスに激しいプレッシャーをかけられ、ターンオーバー(ミス)が出て、大きく点差が開いた。2戦目の2Qは、けがのため前日出場しなかった鈴木達也を投入。タイトなディフェンスからのスティールを展開、寺下もリングへ果敢にアタック。3Q、4Qも互角の戦いをしたが、1Qの点差が最後まで響いた。
寺下は2戦目に13得点を挙げ、MIPを獲得。日本人選手の中では最多得点を挙げ、積極的にリングへ攻めるプレーを見せるなど、精神的な支柱としてチームを牽引した。
大阪は今シーズン、戦力補強で〝タレント〟をそろえた。それだけに寺下は「気持ちで負けたら戦うステージにも立てない。気持ちを前面に出したプレーが必要だ」とチームを鼓舞した。次の試合はリーグで3回優勝している沖縄(琉球)との対戦。「コートにいる5人それぞれが100%以上の力を出すことで勝つチャンスがある」と意気込む。
ホーム開幕戦は、世界で活躍する和太鼓グループ「倭-Yamato」の鼓動で幕開け。試合会場では両日で計約4千人のブースター(ファン)が声援をおくった。大勢のブースターの思いとともに、バンビシャスは前を向いて進むのみだ。
【次の試合】
沖縄戦=17日午後7時、18日午後6時▽会場=沖縄市体育館
詳細はバンビシャスホームページhttp://bambitious.jp/で。
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