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疫病退散の願い込め巨大絵馬 帝塚山大が今井堂天満神社に奉納


今井堂天満神社で営まれた上棟祭。帝塚山大が制作した絵馬(右上)が披露された=奈良市


 帝塚山大が、疫病退散の願いを込めた巨大絵馬(縦約50㌢、横76㌢)を制作し、奈良市日笠町の今井堂天満神社に奉納した。同神社造営委員会からの「新型コロナウイルス感染を退けるような絵馬がほしい」との依頼に応えた。20年に1度の式年造替の上棟祭で氏子らに披露した。
 絵馬は平成15年に同神社近くの日笠フシンダ遺跡で見つかった奈良時代の絵馬を参考に、日本画家で同大学付属博物館学芸庶務の安藤はるかさんが制作。猿とヒオウギの花の絵を鞍にあしらった白馬を描いた。
 上棟祭は今月9日にあり、氏子約70人が見守る中、絵馬をお披露目。金山勝彦・造営委員長は「天然痘が流行した天平年間の人々の『疫病退散』の願いを現代によみがえらせ、令和らしいかっこいい絵馬となり、氏子たち皆が喜んでいる」と話した。
 同大の学生らが昨年秋に神社拝殿に奉納された絵馬約180点を調査したところ、絵馬は馬図がほとんどを占めていることが判明。巨大絵馬と併せて調査報告書も奉納することにした。
 調査を担当した元大学院生の奥田利伽さんは「コツコツと積み上げてきたものを披露できた。絵馬を通じて歴史も感じてもらいたい」と話した。
 調査では寛政6(1794)年に制作されたとみられる絵馬も発見。武蔵坊弁慶と源義経が描かれているが、ほとんどはげ落ちているため、現在同大が修復を進めている。調査成果は、同大付属博物館で今秋開く「今井堂天満神社絵馬展」で発表する。

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