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もち米100%で醸造 日本酒を新たな特産に 山添村


山添村産もち米で醸造した日本酒「つむぐ」をPRする関係者ら


 山添村産のもち米を使った日本酒「つむぐ~TSUMUGU~」が完成した。甘味と酸味のバランスがとれたすっきりとした味わいが特徴という。天理市内の酒店で数量限定で販売されており、関係者らは「村の新たな特産品にしたい」と期待している。
 きっかけは、村の青年団が村おこしの一環として行ってきた山添村ふるさとセンター(同村大西)にある巨大岩「長寿岩」へのしめ縄飾りだ。高齢化のため青年団は平成30年に活動を停止したが、40~50代の青年団OBが伝統を絶やすまいと奮起。31年から耕作放棄地で、しめ縄用のわらを作るためにもち米の栽培を始めた。
 もち米は、これまでにイベントでふるまうための餅やせんべいなどに使ってきたが、新たな特産品として日本酒を造ることに。天理市の酒蔵「稲田酒造」で完成させ、昨春に第一弾を販売。改良を重ね今回、第2弾として出荷した。
 もち米は酒米と異なり、蒸すとすぐに固まってしまう。このため、酢飯のようにしゃもじでまぜるなどの工夫を凝らした。稲田酒造の稲田光守さんは「苦労したぶん、味わい深い酒になった」と話す。
 青年団OBで県職員の下浦隆裕さんは「みな仕事を持つ週末農家で、できる範囲や収穫量も限られている。今後も餅のように粘り強く活動を続けて、村産の酒をPRしていきたい」と話した。
 「つむぐ~TSUMUGU~」は、無濾過生原酒、無濾過原酒(火入)の2タイプがあり、1・8㍑入り2750円、720㍉㍑入り1320円(いずれも税込み)。登酒店(天理市田井庄町)と酒工房マルショウ(同兵庫町)で計約100本の数量限定で販売。問い合わせは、登酒店(0743・62・0218)。

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