シャクヤクが見頃 下市町
2023年05月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

見頃を迎えたシャクヤクの花=下市町
下市町平原のシャクヤクガーデンで、シャクヤクの花が見頃を迎えている。約2万平方㍍の花畑には、赤、白、ピンクの色鮮やかな大輪の花約3万本が一面に広がり、訪れた人たちを楽しませている。
同町は江戸時代から薬草の産地として知られ、同園のシャクヤクの根は漢方薬の原料として使われてきた。
同園では入園料500円を払えば、はさみが貸し出され、20本まで好きな花を切って持ち帰ることができる。友人らとともに訪れた大淀町の主婦、藤川千恵子さんは「とても美しい。手折った花は家に飾ります」と笑顔で話した。
今年は気温も高いため例年より1週間ほど開花が早く、18日ごろまで見頃という。問い合わせは、同園(0747・53・0015)。