境内彩るバラ4000株 おふさ観音
2023年05月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

境内を彩るバラの花=橿原市
橿原市小房町のおふさ観音(観音寺)で、境内のバラを無料公開する「バラまつり」が開かれている。イングリッシュローズやハイブリッドティーなど約4千種類4千株が、それぞれ個性豊かな表情をみせている。6月30日まで。
同寺の密門裕範副住職が趣味で始めたバラ栽培だが、参拝者に好評だったことから数を増やし、今では本堂前の広場を埋め尽くすほどになった。今年は例年より早い4月下旬から咲き始めたという。密門副住職は「バラの形や香りを楽しみながら心身をリフレッシュしていただきたい」と話している。
期間中は境内にある日本庭園「円空庭」を無料公開。寺で飼育している約種類の「改良メダカ」も見ることができる。寺宝として所蔵しているリアルな人形「生き人形」も特別公開している。
入場時間は午前7時から午後5時。問い合わせは、同寺(0744・22・2212)。