「次はパリ五輪」 柔道世界選手権で金、橿原出身の新添選手
2023年05月24日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

亀田忠彦市長から花束を受け取る新添左季選手(右)=橿原市
カタール・ドーハで5月に開催された柔道の世界選手権で、女子70㌔級と混合団体で金メダルを獲得した橿原市出身の新添左季選手(26)が、同市役所に亀田忠彦市長を表敬訪問した。「来年のパリ五輪出場に向けて大きく前進できた。気持ちを強く持って今後も稽古に励みたい」と意気込みを語った。
新添選手は小学1年から橿原市柔道クラブで柔道を始め、天理中、天理高、山梨学院大を経て現在は自衛隊体育学校に所属。
亀田市長は「パリ五輪に向けてさらに応援したい」と激励。新添選手は「柔道を始めた場所でいい報告ができてうれしい。今回の成績がたまたまと思われないように頑張りたい」と気を引き締めた。
小学生時代に新添選手とともに橿原市柔道クラブに所属し、現在は市生活福祉課職員の村井惟衣さん(25)も同席し、「プレッシャーに負けずに、けがだけは気を付けてほしい」と語った。