横断歩道を正しく渡ろう 帝塚山小で大学生が交通安全教室
2023年06月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

体育館に設置された横断歩道を手をあげて渡る児童たち=奈良市
帝塚山大の学生たちによる交通安全教室が、奈良市の帝塚山小の体育館で開かれた。1年生約50人が交通ルールの大切さを学んだ。
同大法学部の学生8人が寸劇やクイズを交え、横断歩道の正しい渡り方などを説明。参加した貞苅音心さんは「楽しく交通安全が学べた。車の被り物の劇が面白かった」。中多秀介さんも「青信号でも右左はちゃんと確認したい」と話した。
学生らは終了後に教職員から寄せられたアンケートを踏まえ、内容を改善した上で近隣の小学校などでの出前授業も検討している。司会進行役を務めた同大4年の白井亜友華さんは、「改正の多い交通規則も、法学を学ぶ学生ならサポートできるのではないか」と述べた。