なら歴史芸術文化村 来館者50万人達成
2023年06月30日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
天理市杣之内町の道の駅「なら歴史芸術文化村」の交流にぎわい棟の来館者数が50万人を突破し29日、記念セレモニーが行われた。
同施設は令和4年3月に開館。地域の歴史や文化、食の魅力を紹介する4棟で構成している。このうち交流にぎわい棟では、地元の農産物や工芸品などを販売している。
この日、来館した和歌山県紀の川市の阪中昇さん(68)と友子さん(64)夫妻に吉野杉で作られたプレートや市の特産品のイチゴを使った菓子の詰め合わせなどが贈られた。
今回で4度目の来訪という阪中さん夫妻は、「天理は町もきれいで古墳や神社など見所がたくさんある。文化村を通して奈良を身近に感じるようになりました」と笑顔を見せた。
同文化村総括責任者の福原稔浩さんは「これからも魅力あふれる伝統文化や食の魅力発信に努めていきたい」と話した。