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命の大切さ伝える特攻隊悲話 上牧町職員が朗読劇


朗読劇に出演する上牧町職員ら=同町


 第二次世界大戦末期、鹿児島県知覧町(現・南九州市)の基地から多くの特攻隊員たちが飛び立ち、飛行機もろとも敵艦に体当たりして命を散らした。上牧町は隊員たちを知ってもらい、「命の大切さ」について考えてもらおうと、町職員による朗読劇「特攻隊悲話『最期の恋文』-会いたい、話したい」を4日と5日、町文化センターのペガサスホールで上演する。
 町職員による朗読劇は昨年の学童疎開船「対馬丸」を描いた作品に続いて2度目。今回は知覧特攻平和会館(南九州市)を訪れたことのある高木真之・秘書人事課長が、「死ぬことでしか任務を果たせない悲劇を知ってもらいたい」と特攻隊員を題材に選んだ。
 脚本は高木さんが、同館の協力を得ながらさまざまな文献をもとに書き上げた。軍指定の食堂の女主人、鳥浜トメさんと特攻隊員らの交流を中心に人間模様を描く。
 ある特攻隊員は、出撃前日、トメさんに「ホタルになって帰ってくる」と告げて飛び立った。また別の特攻隊員は婚約者に「あなたの幸せをねがう」とつづった手紙を送り、婚約者から贈られたマフラーを首に巻いて出撃し、命を落とした。
 トメさん役の安達裕代・文化振興課図書館長補佐は「トメは特攻の母として、私財をなげうち、隊員たちを慈しみ愛した人。命の尊さや生きることの意義、大切さを伝えたい」。今中富夫町長は「今の日本の平和は、かつて悲惨な戦争の歴史があってのこと。若い人たちに知ってもらいたい」と話している。
 4日は午後2時から、5日は午前11時から上演。入場無料。全席自由(定員932人)。手話通訳あり。問い合わせは、上牧町秘書人事課(0745・76・2501)。

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