ロボット金魚すくいに挑戦
2023年08月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良工業高等専門学校(大和郡山市)とイオンモール大和郡山(同市)は、地域産業界の振興や人材育成などの分野で協力する包括連携協定を締結した。イオンで行われた調印式では早速、同校の学生たちが開発した「金魚すくいロボット」を動かす体験会が開かれた。
体験会には子供たち約70人が参加。同校システム開発研究会の1~5年生10人が開発したロボットでシートの上に置かれた金魚の模型をすくうゲームに挑戦した。子供たちは学生たちからアドバイスを受けながら、ロボットの動かし方をプログラミングして楽しんだ。
河合町立河合第二小4年、潮谷春佳さんは「金魚をうまくすくうためには、ロボットのアームの角度の調整が必要だった」と反省しつつも、「理科や図工が好きなので楽しかった」と笑顔を見せた。
研究会リーダーの5年生、小谷啓人さんは「ロボットを実際に動かすことで、子供たちにプログラミングの面白さを体感してもらえたら」と話した。