今年の顔は? 御杖村で「案山子まつり」
2023年09月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

大谷翔平選手やラーズ・ヌートバー選手mのかかしが並ぶ御杖村土屋原地区
御杖村の土屋原地区で「案山子(かかし)まつり」が開かれている。今年の話題をモチーフに住民が手作りした16体が田んぼの前に並び、訪れた人の目を楽しませている。24日午後3時まで。
会場では、3月に開催されたワールドベースボールクラシック(WBC)で活躍したラーズ・ヌートバー選手と大谷翔平選手、NHK連続テレビ小説「らんまん」や同大河ドラマ「どうする家康」をテーマにしたかかしがずらりと並ぶ。
土屋原公民館主事の中嶋安司さんは、優勝マジックが点灯した阪神タイガースの岡田彰布監督のかかしを家族総出で10日間かけて制作した。白のTシャツに黒いリボンをはりつけて、ユニフォームのストライプを表現。岡田監督の好物のパインアメを持たせるなど、細部にこだわった。
中嶋さんは「村人が手間暇かけて作った作品。多くの人に見に来てもらいたい」と話している。