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信金職員と利用客、連携して特殊詐欺阻止 桜井署が感謝状


感謝状を手にする(左から)松村翠さん、領内由紀子さん、森本恵未さん=桜井市


 桜井市の大和信用金庫本店で、電話をしながらATMを操作していた女性(71)に声をかけて特殊詐欺被害を未然に防いだとして、桜井署は同店利用客の女性や職員ら3人に感謝状を贈呈した。
 感謝状を贈られたのは、利用客で桜井市の調理員、松村翠さん(33)と、いずれも同店職員の領内由紀子さん(52)と森本恵未さん(22)。
 松村さんは8月8日午後4時ごろ同店を訪れ、店内で女性が現金数十万円を持って電話をしながら慣れない様子でATMを操作しているのを見かけた。すでに窓口の営業は終了していた。
 松村さんは女性の行動に違和感を覚えながら一度は店を出たものの、「詐欺じゃなくても、ここで声をかけないと絶対に後悔する」と思い、店に戻った。女性に声を掛けて事情を聴いたが、要領を得なかったため代わりに電話に出た。電話口の男は通信会社の職員を名乗り、「未払い金を振り込む必要がある」と説明。振り込む際の条件などが女性から聞いた説明とずれがあることから、詐欺を確信した。
 その後、業務でATMのあるスペースに来た森本さんとともに女性を説得し、領内さんが同署に通報した。同署は女性が特殊詐欺事件に巻き込まれていたとみており、宮野勝夫署長は「振り込みの最中に止めていただいた、本当に感謝している」と話した。
 感謝状を受け取った松村さんは「光栄なことです。詐欺被害はひとごとではなく、身近に起こりうるもの。勇気はいるけれど、不審に思ったら声をかける必要があると思った」。領内さんと森本さんは「詐欺被害防止の啓発により力を注ぎたい。これからも多額の入出金などを注視していく」と話した。

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