「奈良で子供相撲大会を」 元徳勝龍・千田川親方が奈良市長訪問
2023年10月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
![](https://i1.wp.com/sankei-nara-iga.jp/news/wp-content/uploads/2023/10/666641bbf3def603635beb066a8464a7.jpg?resize=300%2C234&ssl=1)
優勝祝賀パレード時の写真に見入る千田川親方(左)と奈良市の仲川げん市長=同市役所
大相撲秋場所で現役を引退した元幕内力士・徳勝龍の千田川親方=奈良市出身=が5日、同市の仲川げん市長を表敬訪問し、「大相撲発祥の地とされる奈良で﹃子供相撲大会﹄などを催したい。一人でも大相撲の世界に入ってもらうきっかけになれば」と語った。
千田川親方は、平成21年初場所で初土俵を踏み、25年の名古屋場所で新入幕。左四つを得意とし、平幕最下位の幕尻だった令和2年初場所で、県出身力士として98年ぶりに優勝した。今年5月の夏場所から不振で幕下が続き、秋場所中の9月12日、引退を発表した。
市長との会談では、2年2月に市内で約1万人を集めた優勝祝賀パレードの写真も並べられ、笑顔で見入った。現役生活について「不戦敗を避けるため、入念なストレッチを欠かさず土俵に上がることを常に心がけていた」と振り返った。
この日、千田川親方は県庁に山下真知事も表敬訪問した。