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王寺町オリーブオイル「大和のしずく」販売へ 搾油工場が稼働


搾油機にオリーブの実を投入する池田興仁さん=王寺町


 王寺町でオリーブの木を育て特産品作りに取り組んでいるヤマトファームの搾油工場が完成した。関係者が見守る中、オリーブの初搾りが行われ、オイルの品質を確かめた同社の池田興仁社長は「フレッシュな香り。出来上がりは上々」と話した。「大和のしずく」として商品化し近く販売を始める。
 工場は13日に開所式を行い、前の日に収穫した実を搾油機に投入。1時間ほどでオイルがちょろちょろと流れ出てきた。56㌔の実からとれた3㍑ほどのオイルを確認した池田さんは「最高品質のオリーブオイルを作り、町をもり立てていきたい」と話した。
 池田さんがオリーブに着目したのは「王寺町は雨が少なくオリーブ産地の小豆島のような気候」だからだ。平成26年に16本の苗木を私有地に植えたのが始まりで以降、栽培数を増やしてきた。町なども協力し、町有地も含め8カ所の農園で計約1400本を育てている。今年は12月初旬までに約3㌧の収穫、約150㍑のオリーブオイル生産を見込んでいる。
 さらに大阪産業大や奈良女子大の学生らとともにオリーブを使った特産品開発などにも乗り出し、オリーブオイルは奈良市のホテルに試験的に使ってもらうなどして改良を重ねてきた。
 大和のしずくは、王寺駅前のりーべる王寺「雪丸カフェ ポエム」と「カフェ&ケーキラボ ムー」(同町元町)の2店舗で扱う予定。28日には明神山山頂で開催するイベント「王寺オリーブ収穫祭2023」(雨天の場合は29日)でもお披露目する。
 また、来春開催予定の「国際オリーブオイルコンテスト」への出品も検討している。

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