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神楽殿焼失から31年、発災の日に合わせて訓練 橿原神宮


再建された神楽殿(左)と外拝殿の前で行われた消防訓練=橿原市の橿原神宮


 橿原神宮(橿原市久米町)の国重要文化財だった神楽殿が平成5年2月4日に失火で全焼したことを教訓に、同神宮と橿原消防署などの合同消防訓練が4日、境内で行われた。新型コロナウイルス禍以前は文化財防火デー(1月26日)前後に行っていたが、火災当日に合わせた訓練は今回が初めて。31年前の火災を知る久保田昌孝宮司は「あの時は火が瞬く間に広がった。神宮にとって2月4日は終生忘れてはいけない日」と気を引き締めた。
 焼失前の神楽殿は、江戸時代末の安政2(1855)年に京都御所に建てられたものが、明治23年の橿原神宮創建に合わせて明治天皇の意向で移築された。平成5年の火災では、境内で燃やした枯れ枝の火の粉が神楽殿の檜皮ぶきの屋根に飛び火して全焼したという。
 出火当時、久保田宮司は社務所にいて非常ベルがけたたましく鳴るのを聞いた。これまで誤作動があったので、その可能性を考えながらも急いで外に出ると黒い煙が上がっていた。神楽殿の檜皮ぶきの屋根に燃え移った火はすさまじい勢いで、「手のつけようがなく、消防車を待つしかなかった」。それだけに、火災の恐ろしさは30年以上たった今も脳裏から離れない。
 神楽殿は8年に再建。同神宮では火災を受けて、神楽殿や拝殿の周囲に放水銃を設置するなど防火対策を強化した。同神宮では職員ら約80人のうち当時を知るのは10人ほどになったこともあり、神楽殿の火災に合わせて毎年2月4日に実施することにした。
 訓練は、神楽殿から出火し本殿にも延焼の恐れがあるとの想定で、職員や消防署員ら約100人が参加。巫女や職員たちが消火器や放水銃で初期消火の訓練をしたあと、消防車から一斉放水が行われた。
 久保田宮司は「火の管理に関しては、このぐらいなら大丈夫だろうという気持ちが一番危険。痛ましい火災を忘れず、訓練を通じて火を出さない意識を高めてほしい」と職員に呼び掛けた。

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