「大和な雛まつり」 大和郡山・旧市街地一帯で3日まで
2024年02月29日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
ひな祭りに合わせ、大和郡山市の旧市街地一帯で、店舗などにひな人形を飾る「大和な雛(ひな)まつり」が開かれている。3月3日まで。
歴史的な街並みをいかして地域を盛り上げようと、市商工会と市観光協会が主催。近鉄郡山駅からJR郡山駅までの神社や店舗など107カ所にひな人形を飾っている。
メイン会場の箱本館「紺屋」では、公民館のサークル活動などで地域住民らが制作した手作りのひな人形約100体を展示。また、旧遊郭の建物「町家物語館」では、大階段にさまざまな年代のひな人形約130体がずらり。
訪れた同市の会社員、寺山智希さん(24)は「趣のある建物にいろいろなおひなさまが並び、見ごたえがありますね」と話していた。
町家物語館ではおひなさまに変身できるなりきり体験も行っているほか、3月2日午後1時半と午後3時には、関西文化芸術高音楽専攻の生徒らによるコンサートも実施。入場無料。