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伎楽の振興目指し「白鳳楽舎」を創設 奈良・南明寺


伎楽の獅子面を手にする米田弘雅住職(右)ら

 日本最古の外来芸能とされる無言仮面劇「伎楽」の振興を図ろうと、奈良市阪原町の南明寺(真言宗御室派)が演目を復元し演じる文化団体「白鳳楽舎」を創設した。7月13日に同寺で営まれる法要で初演する。今後はさらに参加者を募って上演機会を増やし、「気軽に古典芸能に触れる場をつくりたい」としている。
 日本書紀によると、伎楽は推古20(612)年に百済から日本に渡った味摩之が伝えた。東大寺大仏の開眼供養会などで奉納され、正倉院に「力士」や酒に酔った従者を表す「酔胡従」の面などが残る。獅子舞のルーツともされ、歴史を持つ貴重な古典芸能だ。
 寺院などで演じられた伎楽が次第に雅楽・舞楽の普及により衰退し、現在では上演できる団体が少ないことなどから、南明寺は振興を目指して白鳳楽舎を設立した。
 伎楽の演目は資料をもとに舞と、笛、鼓、銅拍子などによる伴奏を復元し、面や衣装を準備。7月13日は午後7時からの華鬘会舞楽法要で伎楽「獅子」を奉納する。南明寺の米田弘雅住職の知人らが今後稽古を進め、獅子と獅子児を演じる。
 米田住職は「今はあまり伎楽が上演される機会がないので当面は寺の法要で演じ、その後希望者を募り気軽に見られるようにしたい。古典芸能の故郷である奈良で最古の芸能を行い、奈良はやはりすごいところだと思っていただきたい」と話している。
 初演などについて問い合わせは南明寺の白鳳楽舎事務局(0742・93・0392)。

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