「健康経営」普及に向け、奈良県商議所連合会と協会けんぽが連携
2024年07月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良県商工会議所連合会と協会けんぽ奈良支部が、県内企業に対する「健康経営」の普及・促進を狙いとした包括連携協定を締結した。
健康経営は、事業所が従業員の健康づくりをコストではなく投資と捉えて取り組み、企業価値向上などに結び付ける経営視点。県内企業にも健康経営の取り組みを普及させようと、同支部と県内4つの商議所で構成する県商議所連合会が、連携を図ることにした。
奈良市の奈良商工会議所で協定の締結式が行われ、小山新造会長と薮内章良支部長が協定書を交わした。「従業員とその家族の健康が何より重要。取り組みを支援することで、県内企業がいっそう元気になってほしい」と小山氏。薮内氏も「健康経営の取り組みが経営課題の解決につながる」と意義を強調した。