奈良市の新ごみ施設候補 「七条地区」対象から外さず 策定委、市議会の委員辞意
2024年12月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市が進める新ごみ処理施設の候補地を選定する「市クリーンセンター建設計画策定委員会」が20日、市役所で開かれ、対象から同市七条地区を除外しないことが採決で決まった。反発した市議会選出の委員が辞意を表明して退席。仲川げん市長と市議会との対立がより鮮明化した。
同日の策定委では、委員の大西淳文市議(日本維新の会)が「候補地選定後に市議会による予算の議決が必要になり、市議会の意思決定に委ねられている事案だ」と指摘し、6月市議会が同地区での建設に反対する請願を採択したことを強調。選定作業から同地区を除外するよう求めた。
他の委員からは、請願は参考資料として扱うべきだとする反論が上がり、採決の結果、同地区も議論から除外しないことが決まったが、大西氏は不服として辞意を表明し、退席した。
この日の策定委では10ヘクタール程度の空き地を抽出し、学校や病院などから300メートル以内を除外することなどを選定条件と決めた。
策定委後、仲川氏は取材に応じ、市議会に委員補充の意向をうかがう考えを示した。また、予算上、今年度内の策定委の開催回数が厳しいことにも触れ「制約の中でいい答えになるよう努力したい」と述べた。


































