佐保小校舎 2度目の入札 奈良市、工費や参加資格見直し
2025年01月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市議会が市の予算(債務負担行為)の増枠を2度否決した同市立佐保小学校の校舎建設計画で、同市は工事の内容や入札参加資格を見直し、15日に2度目の入札を公告した。外溝整備や一部の解体工事などを後回しにして校舎建設に絞る内容。入札は市内の事業者の参加を促進するよう見直した。予定価格は税込み約51億円で令和6年度当初予算の原案に準じた。
市によると、体育倉庫や外溝工事を後回しにして全体の工費を圧縮し、本体工事も機械設備のグレードを下げるなどのコストカットを図ったという。
一方、入札参加資格は大手と市内事業者の共同事業体(JV)のほか、格付けランク「A」の市内事業者のみによるJVにも参加資格を認めるなど、市内事業者の参画や育成を視野に入れた。入札説明会を24日に開く。入札の参加申請は2月10~14日、入札は同月18日~3月4日に行い、3月5日に開札の予定。
新校舎は同小と児童数の減少が目立つ鼓阪小との統合に合わせて建設する計画。市が昨年3月、令和6年度当初予算案で約51億円の事業費を提示し、議会が可決。ところが原材料費や人件費の高騰で1回目の入札に応札する事業者がなく、市は2度にわたって増額を提案したが、議会側がいずれも反対したため原案のままとなっている。


































