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聖徳太子像敷物 鮮やかに 法隆寺、200年ぶり新調


新調される国法・聖徳太子坐像の褥=斑鳩町の法隆寺(沢野貴信撮影)

 

法隆寺(斑鳩町)の聖霊院(しょうりゅういん)に安置されている国宝・聖徳太子坐像に使われた褥(しとね=敷物)が約200年ぶりに新調され、13日取り換えられた。褥は江戸時代に天皇家から伝わった格調高い品で、傷みが進んだため職人が復元した。
褥は一辺約80センチの正方形で、芯にはイグサのござを使用。表面は絹地に菊と唐草文様の刺繡を施し、縁は格式高い「繧繝縁(うんげんべり)」。法隆寺には江戸時代に天皇家から奉納されたことを伝える記録が残る。
平安時代に作られた坐像を安置していた褥が色あせてきたため、法隆寺が文化財畳技術保存会(京都市)の職人に制作を依頼。1年かけて色鮮やかな意匠がよみがえった。
この日は厨子(ずし)から坐像と古い褥を搬出した後、新しい褥を敷いて、坐像を慎重に安置した。古谷正覚住職は「以前から傷みが気になっていた。素晴らしい仕上がりになり、ありがたい」と話した。

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