参籠の無事願い「社参」 東大寺「お水取り」
2025年02月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

東大寺境内を巡拝する練行衆ら=奈良市
「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、前行前半の「試別火」(ころべっか)に入り、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶らは21日、参籠(さんろう)中の無事を祈願する「社参」を行った。
練行衆11人は20日夜、同寺戒壇(かいだん)院に設けられた別火坊で試別火に入った。
21日午後、戒を授ける和上(わじょう)を務める上司永照さんを先頭に、祈りの中心となる大導師の森本公穣さんらが一列になって別火坊を出発。参拝者が見守る中、大仏殿や天皇殿などを巡拝し、途中の数カ所で練行衆のうち平衆が法螺貝(ほらがい)を吹いた。
別火では心身を清め、本尊の観音に供えるツバキの造花を作ったり、声明(しょうみょう)の稽古をしたりし、3月1日からの本行に備える。


































