桜井市の7年度当初予算案258億円 世界遺産登録に向けて路線バス実証運行など
2025年03月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
桜井市は5日開会の市議会定例会に、258億8千万円の令和7年度一般会計当初予算案を提出した。ごみ焼却施設整備完了による事業費減少で前年度当初比9・1%減となった。
新規事業として、邪馬台国有力候補地とされる纒向遺跡のガイダンス施設を中心としたまちづくり基本構想策定に1700万円、山田寺跡を含む「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録に向けて路線バスの利便性向上への実証運行に850万円を計上。子育て支援として第2子保育料無償化に3200万円、防災関連ではトイレカー導入に2100万円を盛り込んだ。