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茶の木収穫「飲むのが楽しみ」 天理・福住小児童ら焙煎、試飲も


茶の木をはさみで刈り取る福住小の児童ら=天理市

天理市立福住小学校の児童らが、天理市福住地区の栽培放棄地だった茶畑で茶の木の収穫を行った。刈り取った茶の葉や枝は後日同小で焙煎し、試飲した。
福住地区はかつて冷涼な気候を生かし、茶の栽培が盛んだったが、現在茶農家は1軒のみ。茶畑の多くは栽培放棄地となっており、大和郡山市の健一自然農園の伊川健一さん(43)が令和5年から、地域住民らとともに茶畑の整備など再生に取り組んでいる。
1月~3月には、茶を幹ごと収穫。葉や枝や幹をまるごと焙煎してできる番茶はほのかな甘みが特徴で、「里山三年晩茶」として販売している。
今回、児童16人が約200平方㍍の茶畑に入り、1㍍超に育った茶の木をはさみを使って収穫。後日、福住産の薪を使って焙煎した後に試飲。児童らは各家庭に茶を持ち帰るという。
4年生の男児(10)は「木が堅くてなかなか切れないので苦労した。お茶を飲むのが楽しみ」と笑顔を見せる。伊川さんは「農薬や化学肥料に頼らない茶の木はきれいな葉をしている。子供たちに、こうした地域の財産があることを知ってもらい、茶の木のようにすくすくと育ってもらいたい」と話していた。

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