SNS映えする写真撮って!生駒山上遊園地「飛行塔」前にフォトスポット
生駒市と大阪府東大阪市にまたがる生駒山上遊園地に、遊園地の「顔」とも言える「飛行塔」前にフォトスポットがお目見えした。これまで場所がわかる表示がなかったが、「生駒山」と記したボードが設置され、生駒市観光協会の担当者は「交流サイト(SNS)で『映(ば)える』写真を発信してもらえれば」と期待している。

飛行塔前のフォトスポットで「たけまるくん」(右)、「トライくん」とポーズをとる人たち=生駒山上遊園地
同協会や生駒市、東大阪市、東大阪観光協会などでつくる「生駒山ブランド推進協議会」が、同遊園地を運営する近鉄生駒レジャー(生駒市)と協力して新設した。近くには標高642㍍の山頂を示すプレートも設けた。

生駒山の標高642㍍の山頂を示すプレート
飛行塔は、昭和4年の同遊園地開園当初からある高さ約30㍍の施設で、塔の周りにある飛行機が回転しながら上昇していく。フォトスポットのボードは幅1・6㍍、高さ57㌢で、中央に「生駒山」、それぞれ矢印付きで右側に「生駒市」、左側に「東大阪市」と書かれ、「生駒山上遊園地」も明記されている。
フォトスポットのボードとプレートは21日に設置。22日に関係者が集まってお披露目式が開催され、生駒市のイメージキャラクター「たけまるくん」と東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」との記念撮影会も行われた。
生駒市の小紫雅史市長は「生駒山上遊園地には若い人や外国人客が来ている。記念になる場所が増えたのはいいことだ」と話していた。
生駒山上遊園地からは大阪平野や奈良盆地を一望でき、夜景スポットとしても人気を集め、訪日外国人客(インバウンド)も増えつつあるという。