南都銀行で入行式 新入行員「お客さまを深く知る」
2025年04月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

石田頭取に「誓いの言葉」を述べる新行員代表の石蔵仁さん(左)=奈良市南京終町
令和7年度がスタートした1日、県内の企業や自治体では入社式や辞令交付式があり、新社会人が新たな一歩を踏み出した。南都銀行は奈良市南京終町の研修センターで入行式を実施。約170人の新行員が参加した。
式典では、同日頭取に就任した石田諭氏が「疑問に思うことがあれば、なぜなのかを考え、勇気を持って意見を内外に発信してもらいたい」と呼びかけ、こうした行動が自分自身と南都銀の成長につながると訓示した。
続いて新行員代表の石蔵仁さん(22)が「お客さまを深く知り、解決策を提供できる人材となれるよう努力する」と誓いの言葉を述べた。式典終了後は石田頭取が会場の出口で全員と握手を交わし、門出を応援した。
木津支店に配属されることが決まった石蔵さんは「法人営業で企業のコンサルティングを手掛ける銀行マンを目指したい」と話した。天理支店に配属される岡田遥さん(22)は「お客さまに寄り添い、信頼される銀行員になりたい」と夢を膨らませていた。