目指せ初のプレーオフ進出 西地区4位のバンビシャス奈良 練習に余念なく
2025年04月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

模擬試合に励む選手ら=大和郡山市
プロバスケットボール「バンビシャス奈良」が、B2リーグでクラブ史上初のプレーオフ進出を目指している。3月30日の熊本ヴォルターズには大敗し通算24勝30敗となったが、西地区4位とプレーオフ圏内。ロートアリーナ奈良でのホームゲームは4月5、6日のライジングゼファー福岡戦、12、13日の神戸ストークス戦の4試合が残るのみで、選手たちは練習に余念がない。
プレーオフに進出できるのは、B2リーグ14チームのうち東西上位各3チームと、残り8チームの上位2チーム。初進出を目指すバンビシャス奈良の選手らは、奈良県大和郡山市美濃庄町のシャープ体育館で5対5の模擬試合に励み、フォーメーションを確認するなどして汗を流す。ゴールが決まれば「よっしゃー」と声があがる。
小野秀二ヘッドコーチは「ディフェンスを大事にして、ボールを回して得点につなげるチームのコンセプトが浸透し、安定感が出てきた。レギュラーシーズン終盤で疲労も出ているが、今後はコンディションが重要になる」と話す。
また林瑛司主将は「今まで行ったことのない(プレーオフという)高みに向けて会場の皆さんと一緒に行きたい。ぜひ足を運んでほしい」と意気込んだ。