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参院選奈良選挙区、立民と国民が一本化に否定的 連合「応援できる態勢整っていない」


今夏に行われる参院選の奈良選挙区(改選数1)で、旧民主党の流れをくむ立憲民主党と国民民主党が候補者を一本化しないまま選挙戦に突入する可能性が高まってきた。選挙母体の連合は両党に一本化を要請していたが、先週末に開かれた両党の奈良県連定期大会では、両党県連の代表がともに否定的な見解を述べ、歩み寄りに至っていないことが浮き彫りになった。

候補者一本化に否定的な見解を述べる立民の馬淵澄夫氏(右)と国民の榛葉賀津也氏=奈良市内

「連合が最大限の力を発揮して応援できる態勢が整っていない」。連合奈良の水野仁会長は、5日に奈良市内で開かれた立民県連定期大会と6日に同市内で開かれた国民県連定期大会に出席し、それぞれこう苦言を呈した。
奈良選挙区では、立民が新人の川戸康嗣氏(49)、国民が新人の杉本葵氏(33)の擁立を発表。これに対し、連合は「今夏の参院選が政権交代の分岐点となる可能性がある」として、候補者の一本化を要望してきた。
しかし、両党ともに一歩も引く気配はない。
立民県連代表の馬淵澄夫衆院議員は「党本部経由の話では、そういった(一本化の)話はまったくできていないと聞いている」とし、県連幹事長の藤野良次県議も「結局は公認権を持つ党本部同士の話になる」と述べるにとどめた。
一方、国民県連代表の榛葉賀津也衆院議員は、国民の候補者発表が1月26日、立民が2月15日と遅れたことを指摘して「われわれが先に候補者を立てて、連合に推薦を要請したにもかかわらず、立民は後出しした」と批判。「立民県連には立民県連の思いがある。われわれはそれを尊重し、国民民主として活動する」と突き放した。
同選挙区はほかに、自民党が現職の堀井巌氏(59)、日本維新の会が新人の平将生氏(48)、共産党が新人の太田敦氏(53)、参政党が新人の黒川洋司氏(53)の擁立を予定しており、激戦区となる公算が大きい。
今月1日には、維新の岩谷良平幹事長と会談した立民の小沢一郎衆院議員が関西地方の1人区で候補者を一本化する方針で一致したと記者団に説明したが、馬淵氏は「党本部から連絡は受けたが具体的な方法は聞いていない。本部の決定に従うが、現時点では川戸氏応援の活動強化しかない」と述べた。

(平岡康彦)


国民県連は6日の定期大会で役員改選を行い、代表に大和郡山市議の林浩史氏を選んだ。これまでは党幹事長の榛葉賀津也氏が兼務していた。任期は2年。

 

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