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「信仰の意味を伝えたい」宮曼荼羅の世界枯山水で表現 春日大社に「神庭」完成


完成した「神庭」を前にする花山院弘匡宮司(左)と尼﨑博正氏=奈良市の春日大社

春日大社(奈良市)は12日、境内にある萬葉植物園内の施設「藤霞殿(とうかでん)」南側に整備した庭園「神庭(しんてい)」を報道陣に公開した。神山(しんざん)の御蓋山(みかさやま)などが描かれた絵画「春日宮曼荼羅(まんだら)」の世界を石や砂を使った「枯山水」で表現している。
春日大社が古来の神仏習合の信仰を伝えるために作庭家で造園学者の尼﨑博正氏に監修を依頼し、約6年かけて造られた。広さ約千平方㍍で一面に白砂を敷き詰め、一筋の表参道の奥に御蓋山と春日山を表す2つの築山を配置。境内周辺で採掘した三笠安山岩を組んで神を表現した。
この日は神事が行われ、完成した神庭が清められた。春日大社の花山院弘匡(かさんのいん・ひろただ)宮司は「お庭は神様の神々しさを表しており、多くの人たちに見てもらうことで信仰の意味を伝えたい」と話した。
神庭は17日から一般公開する。

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