「奈良の夏冷酒」5月24日発売 12年目、5銘柄飲み比べてすっきり
2025年05月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

「奈良の夏冷酒」の5銘柄をPRする泉屋の今西栄策社長=奈良市
県内5つの酒蔵が手掛ける日本酒の飲み比べを楽しむ「奈良の夏冷酒 飲み比べシリーズ」が25日に発売される。今年で12年目を迎え、企画した酒類卸「泉屋」(奈良市)は「清酒発祥の地である奈良の酒のブランド力向上を担う取り組み」としている。
同シリーズは、醸造元が異なる5銘柄のボトルやラベルデザイン、価格などを統一し、「奈良の夏冷酒」として販売。ボトルは涼しげな青を基調とし、奈良を象徴する鹿、金魚、社寺をデザインに取り込んだ。
5銘柄は、「春鹿」(今西清兵衛商店‖奈良市)▽「豊祝」(奈良豊澤酒造‖同)▽「猩々(しょうじょう)」(北村酒造‖吉野町)▽「出世男」(河合酒造‖橿原市)▽「稲天」(稲田酒造‖天理市)。いずれも1本500㍉㍑で1188円。県内の酒類販売店や量販店、道の駅などで販売する。
泉屋の今西栄策社長は「すっきりした味わいの冷酒がそろった。それぞれ異なる香りや口当たりを楽しんでほしい」とPRする。問い合わせは同社(0742・26・1234)。