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南部の防災拠点、3段階整備へ 県検討部会が基本計画案を了承


県の防災拠点について有識者らが話し合う検討部会の会合が26日開かれ、五條市の県有地に設ける南部中核拠点の整備基本計画案が了承された。3段階に分け整備する方針で、第1段階として令和7年度にヘリコプター発着場、第2段階として16年度に拠点の中心となる「コアゾーン」の整備完了を目指す。

南部中核拠点・コアゾーンのイメージ図(県提供)

南部中核拠点は南海トラフ巨大地震などの発生時に全国からの応援部隊や支援物資を迅速に受け入れ、被災地に展開する。案では、五條市黒駒町の約62㌶の土地での整備が計画され、京奈和自動車道と国道24号、168号に近接。消防学校も立地するコアゾーンと、応援部隊の受け入れに使う「支援ゾーン」からなる。
第1段階でコアゾーンのうちヘリコプター発着場やベースキャンプなどを先行整備し、第2段階としてコアゾーンの支援物資保管庫など他の施設、第3段階では支援ゾーンを整備する。また、周辺道路の改善についても検証している。防災拠点の事業費は約50億円を見込む。
このほか案では、支援物資保管庫は平常時は備蓄倉庫として、消防学校の施設は災害時は救助活動拠点などとしての活用を想定している。
検討部会長の河田惠昭・関西大学特別任命教授は「県が設置する広域防災拠点で有識者を入れて検討した例はほかに知らない。奈良県で整備されるものが他府県の拠点の見直しにつながるのでは」と説明。山下真知事は「まとまった計画をもとに和歌山県、三重県、あるいは他とどう連携するか議論したい」と話した。

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