川西町の新スポーツ施設「オーバルパークかわにし」 地元企業GMBがベンチ寄贈
2025年05月30日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
川西町の保田遊水地に今月オープンしたスポーツ施設「オーバルパークかわにし」に、自動車部品の製造販売を手掛ける「GMB」(同町)がベンチを寄贈した。

GMBの大瀧民也専務(右から2人目)と目録を手にする小沢晃広町長(右から3人目)ら=川西町
オーバルパークかわにしは水害リスクを軽減する治水施設として国土交通省大和川河川事務所が整備し、敷地面積は約7万平方㍍。日本初の競技用インラインスケートトラック(1周200㍍)を備え、新たな地域交流やスポーツ振興の拠点として期待されている。
ベンチは、GMBのロゴとオリジナルマスコットキャラクターをあしらった白色のベンチ7脚で、インラインスケート競技場に設置される予定。
5月25日の遊水地運用開始式典後にベンチの寄贈式が行われた。同社の大瀧民也専務は「地域に感謝の気持ちを形にしたいという思いから寄贈を決めた。競技や練習に訪れる選手はもちろん、地域の皆さんに快適に施設を利用いただけたら」とあいさつした。