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王寺町の「だるまさんがころんだ」競技が定着 11月に5回目の全国大会 


聖徳太子や達磨大師ゆかりの王寺町の達磨寺で令和3年から開かれている「全国だるまさんがころんだ選手権大会(略称・だるころ)」が今年11月に5回目を迎える。昔遊びの「だるまさんがころんだ」をオリジナル競技にし、新型コロナウイルス禍に、だるまのように「七転び八起き」で打ち勝とうと開始。人気を集めて定着しており、今年2月には地域の活力を生み出すイベントとして表彰された。関係者は今後、全国から出場する大会になってほしいと期待する。(張英壽)

「全国だるまさんがころんだ選手権大会」に参加する人たち‖昨年月、王寺町(いずれも王寺町の文化財を生かした観光拠点づくり協議会提供)

選手権大会に参加するチームは5人で構成。競技は2チームが戦う形式で、時間は2分。競技コートで、鬼が「だるまさんがころんだ」と唱えている間に動き、15㍍先のゴールを目指す。ゴールすれば20点の特点が与えられ、合計点で勝敗を競う。動いているところが鬼に見つかればアウト。鬼と審判はボランティアが務めている。
第1回は3年11月に開かれ、新型コロナの感染拡大防止のため県内在住者に限定して参加者を募集し、21チームが参加。その後は11月に予選大会と決勝大会を別々に開催し、第2回に49チーム、第3回に41チーム、第4回に35チームが出場。近畿を中心に県内外からの参加があった。6年9月には、東海奈良県人会の協力を得て名古屋市で名古屋大会も開かれた。
主催するのは町や町商工会、町観光協会などの関係者でつくり町が事務局を務める「王寺町の文化財を生かした観光拠点づくり協議会」。町の担当者によると、子供からお年寄りまで楽しめるのが魅力で、参加者は普段着で出場することが多いが、アニメキャラクターなどの仮装で臨むチームもある。

選手権大会には、仮装して参加する人も

一方、縁起物のだるまの生産地として知られる群馬県高崎市でも別団体が主催した同様のイベントが5年と6年に開かれ、協議会が資材を貸し出して協力した。
今年2月には、王寺町の選手権大会は、一般財団法人地域活性化センター(東京)が地域の活力を生み出すイベントを表彰する「第29回ふるさとイベント大賞」で選考委員会表彰の「ふるさとキラリ賞」に輝いた。同大賞には101件の応募があり、8イベントが大賞や最優秀賞、優秀賞など5賞を受賞した。
町地域交流課の片岡篤課長は「大会は知名度が上がってきた。今後は全国各地から出場するようになり、『だるころ』と言えば王寺町というようになってくれれば」と話している。
今年は11月15日に町立王寺北義務教育学校グラウンドで予選大会、同16日に達磨寺で決勝大会を行う。

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