葛城市キャラ「蓮花ちゃん」ぬいぐるみが人気 返礼品として提供

ふるさと納税の返礼品として人気を集めている「蓮花ちゃん」のぬいぐるみ(葛城市提供)
葛城市の公式マスコットキャラクター「蓮花(れんか)ちゃん」のぬいぐるみがふるさと納税の返礼品として人気を集めている。3月に長さ約50㌢と約20㌢の大小2種類がそれぞれ30体と100体製作され、一部を4月に返礼品に加えたところ、すぐにすべての提供が終了。新たに製作され、再び返礼品にした。市は「好評ならさらに製作し、返礼品として定着させたい」と意気込む。
蓮花ちゃんは平成21年4月にデビュー。市内の当麻寺で一夜にして曼荼羅を織りあげたと伝えられる中将姫(ちゅうじょうひめ)をモチーフにしたキャラクターで、市出身の漫画家、木下聡志さんがデザインした。
蓮花ちゃんのぬいぐるみをつくるのは今回が初めてで、市観光協会が、大阪市のぬいぐるみメーカーに委託して製作した。市がぬいぐるみの一部を、保育所や幼稚園、こども園、小学校などに配布。残りの一部をふるさと納税の返礼品にすることを決め、今年4月24日に受け付けを開始したところ、すぐに提供が終了。新たに市観光協会がぬいぐるみを製作し、5月から再び返礼品にした。
市商工観光プロモーション課の担当者は「奇をてらわずにストレートにかわいさを出したことが受けたのでは」と話す。ふるさと納税のすべてのサイトに返礼品として掲載している。今後、販売することも検討しているという。