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「脱炭素先行地域」生駒市 集会所初の太陽光発電が稼働、小型電動車運行にも活用


生駒市は、市南部の集会所「萩の台住宅地自治会館」(萩の台)に太陽光発電設備と蓄電池を設置し、発電を始めた。同市は令和5年4月に環境省から「脱炭素先行地域」に選定され、市内各自治会の集会所に太陽光発電設備などの設置を呼びかけており、集会所への設置と稼働は初めて。同自治会館の電源として使用しているほか、6年10月から萩の台住宅地で運行している小型電動車「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」の運行にも活用している。

太陽光発電設備が設置された萩の台住宅地自治会館=生駒市(同市提供)

脱炭素先行地域は2030(令和12)年度までに民生部門の電力消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出の実質ゼロを実現する地域で、県内で選定されているのは生駒市のみ。萩の台住宅地自治会と市北部のひかりが丘自治会の既存住宅地の脱炭素化を進めるなどの事業計画を国に提出し、選定された。令和5~9年度、脱炭素の事業費について国が3分の2を補助する。
萩の台住宅地自治会では、6年度に自治会館の屋根の上に発電容量5㌔㍗の太陽光発電設備と、蓄電池を設置し、今年5月30日に発電をスタートした。また両自治会の家庭に太陽光発電設備と蓄電池を設置するために、今年4月には各世帯が対象の補助金交付の受け付けを開始。国の補助があるため、自己負担は3分の1で済む。今後はほかの市内地域にも広げるとしている。
このほか、6年度に8小中学校など10市施設に計861㌔㍗の太陽光発電設備と、蓄電池をすでに設置した。市脱炭素まちづくり推進課の担当者は「9年度まで脱炭素に向けいろんな事業に取り組みたい」と話している。

生駒市の萩の台住宅地で運行しているグリーンスローモビリティ

萩の台住宅地のグリスロは、高齢者ら住民の交通手段を確保しようと、自治会と市が6年10月に運行を開始。時速20㌔未満で走る小型電動車1台が月・木曜日に無料で運行している。

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