ソロプチミスト奈良-平城、地域貢献活動に支援金 高校・大学3団体
2025年06月30日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
ボランティア団体「国際ソロプチミスト奈良|平城」は、地域貢献活動に取り組む県内の高校・大学のサークルや部活動3団体に、活動支援金を贈呈した。

活動支援金を受け取る奈良女子大の大原聖后さん(右から2人目)=奈良市
3団体は、奈良女子大わかたけ会、県立郡山高家庭クラブ、奈良市立一条高吹奏楽部。
奈良女子大わかたけ会は、発達障害のある人々と交流するボランティアサークル。部長の3年生、大原聖后(しょうこ)さん(20)は「クリスマス会や夏のバーベキュー大会を企画し、交流を重ねました」と話した。
また、県立郡山高家庭クラブは全国交通安全運動週間に合わせて巾着を作り啓発活動に協力したほか、地域の祭りに参加して子供たちにキーホルダーづくりを指導。市立一条高は県吹奏楽コンクールで金賞を受賞したほか、2025年大阪・関西万博の会場で開かれた「ブラスエキスポ2025」で演奏を披露した。
国際ソロプチミスト奈良|平城の中谷静子会長は、各団体の代表者にそれぞれ支援金7万円を手渡し、「地域のクラブ活動を通して、奉仕の輪が広がることを期待しています」と話した。