市営納骨堂で永代収蔵 奈良市、市外の利用も可
2025年07月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市は市営寺山霊苑(白毫寺町)の納骨堂をリニューアルし、15日から骨壺を無期限で預かる「永代収蔵」の受け付けを開始すると発表した。全国誰でも利用可。少子化や核家族化に伴い、墓を継承して維持管理する子供や孫がいなかったり、遠隔地の墓参りや掃除が難しかったりするといった問題が起きており、市はこうした不安を解消したいとしている。
使用料は申請者が市民、あるいは納骨する骨が市民のものである場合は8万円で、それ以外の場合は15万円。自身を納骨する前提で成人(18歳以上)の生前の申請も可能としている。預かった後、15年間は遺族の返却要請に応じる。
納骨堂は「奈良大文字送り火」で有名な高円山の山麓に位置し、自然や歴史に恵まれた環境。昭和44年に建築されたが利用が進まず、職員が永代収蔵を提案したことから市が1億3千万円をかけてリフォームした。2万体を収蔵できる。
供用開始は12月下旬を予定。8月から永代収蔵を返礼品としたふるさと納税も予定している。問い合わせは市斎苑管理課(0742・34・5161)。


































