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安倍元首相銃撃事件3年 県内からもしのぶ声


事件現場近くで手を合わせる人たち=奈良市(彦野公太朗撮影)

 

安倍晋三元首相が奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され死亡した事件から8日で3年。現場となった近鉄大和西大寺駅北口付近には、県内からも多くの人が訪れ、手を合わせたり花束を供えたりした。

安倍氏の慰霊碑「留魂碑」のある三笠霊苑でも花が手向けられた=奈良市(泰道光司撮影)

「奈良市民として、地元で起こった事件は衝撃でした」
ハイビスカスの花を供えたという奈良市の画家、松原貴之さん(47)は、事件についてこう振り返る。「悲惨な事件に深い怒りがある。安倍さんには天国で昔通りの笑顔を見せてほしい」と語った。
北口付近に設置された献花台には安倍氏の遺影が置かれ、訪れた人たちは安倍氏をしのんだ。
毎年訪れているという奈良市の主婦(64)は、「安倍さんがいなくなってから3年間不安な気持ちで過ごした。日本のことを見守っていてほしいなと、手を合わせた」と話した。奈良市の50代会社員女性も「安倍さんが生きていたら、世界各国とうまくつきあえたのではと思うことがある。日本社会が混乱の時期なので、見守ってほしい」と願った。
一方、五條市の団体職員、山本修二さん(67)は、殺人罪などに問われた山上徹也被告(44)の裁判員裁判が10月28日に始まることを念頭に、「選挙期間中に起きた事件は民主主義に対する挑戦であり、あってはならないことだ。裁判で事件の背景を明らかにしてほしい」と話した。

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