吉野川納涼花火 資金難もCFや寄付金で開催こぎつけ、8月15日

昨年8月15日に6年ぶりに開かれた「吉野川祭り納涼花火大会」=五條市(実行委員会提供)
吉野川の夜空に花火を打ち上げる五條市の「吉野川祭り納涼花火大会」が8月15日に開催される。夏の風物詩として長年市内外の人に親しまれてきたイベントだが、資金面で厳しい状況にあり、実施できるか難しい局面にあった。主催の実行委員会がインターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)を開始したほか、企業の寄付金が多く集まり、6年ぶりに開かれた昨年の第50回大会に続き開催されることになった。
事務局を務める市産業観光課によると、大会は長年にわたり続けられてきたが、令和元年は台風で、2~4年は新型コロナウイルスの影響で、5年は当日の豪雨でそれぞれ中止に。昨年は市の補助金のほか、中止になった大会で寄せられた企業や自治会の寄付金を使い、平成30年以来、6年ぶりに開催できた。
ただ今回は、市から補助金を得られたものの、これまでに集まった寄付金の残りが少なくなり、高騰する資材や警備の人件費などの課題があり、開催できるか危ぶまれた。実行委の中から「市の補助金などを当てにしているだけではだめ。自主的な財源を確保しないといけない」という声が上がり、6月からCFの専用サイトで250万円を目標に広く寄付を募り始めた。
CFの寄付は目標額に達していないが、新たに募った市内外の企業からの寄付が予想よりも多く、開催できるめどが立ったという。
会場は五條市五條の吉野川右岸河川敷。午後2時から露店が営業し、7時半から1時間、約4千発の花火が吉野川上空に打ち上げられる。
市産業観光課の担当者は「市内外の人から毎年楽しみにしているという声を聞いている。今後開催するには資金の確保をどうするか検討する必要がある」と話している。
問い合わせは同課(市役所代表0747・22・4001内線215)。


































