全国学力テスト 奈良は中学校全教科に課題 小学校はほぼ全国並み
文部科学省が小学6年と中学3年を対象に行った令和7年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が公表された。県内公立の小学校は実施した3教科ともにほぼ全国平均と同レベルだが、中学校はいずれも全国より低く課題がみられた。
調査は4月中旬に行い、小学校178校、中学校94校と義務教育学校、特別支援学校が参加した。
平均正答数は、小学校国語は14問中9・4問、同算数は16問中9・3問、同理科は17問中9・7問で、いずれも全国と同じだった。
中学校国語は14問中7・4問で、全国(7・6問)を0・2、同数学は15問中7・1問で、全国(7・2問)を0・1それぞれ下回った。同理科はオンライン方式による実施で500を基準にしたスコアで表され、全国の503に対し奈良県は492だった。
学習状況調査では、「授業では各教科などで学んだことを生かしながら、自分の考えをまとめる活動を行ったか」との問いで肯定的な回答は中学校で55・6%で、全国の70・6%を大きく下回るなどの結果となった。
県教育委員会は結果を受け、指導を改善するため今後、市町村教育委員会の担当者や教員を対象にした説明会を実施する。県教委の担当者は「小学校は全国とほぼ同じような分布だが、中学校は正答が少ない生徒の割合が高い傾向がみられる。今後分析を進め、各校で指導できるよう県として方向性を示したい」と話している。


































