河瀬監督「後進たちを育てたい」 奈良を舞台に若者に映画づくり教えるワークショップ開催
次世代を担う映画人を発掘する「なら国際映画祭 for Youth 2025」(9月21~23日)に先立ち、映画祭の実行委員会は今月7~12日、若者たちが古都奈良の神社仏閣などを舞台に映画制作を体験する「ユース映画制作ワークショップ」を開く。映画祭のエグゼクティブディレクターを務める河瀬直美監督らプロの映像制作スタッフがサポートに入るといい、河瀬監督は「これからの映画にかかわる後進たちを育てたい」と意気込み、参加者を募集している。

同ワークショップは、令和2年から開催。河瀬監督が「関東や世界では美術館でもワークショップが行われ、興味がある分野についてより深く知見を広めるきっかけになっているが、奈良では圧倒的に少ない」と感じたことがきっかけだ。
期間中は、ロケハンから企画・撮影上映までの映画づくりの流れを学んでもらう予定で、河瀬監督は「奈良にはいっぱい、いいものがある。若い人たちが本物に触れる機会を作るとともに、発信する力を培ってもらいたい」と話す。
対象となるのは、13歳~18歳(海外からの参加も可能で高校生まで)。定員は若干名。参加費は3万3千円(交通費・宿泊費は別途必要)。制作した映画は今秋、奈良市内で開かれる「なら国際映画祭 for Youth 2025」のほか、大阪・関西万博の会場内でも公開される。
また実行委は、世界の映画賞の作品などを鑑賞し審査する「ユース映画審査員」や、映画祭の広報・運営に携わり、映画祭づくりの戦略を学ぶ「ユースシネマインターン」の参加者も募集している。「ユース映画審査員」は対象は13~23歳で参加費5500円、定員8人、「ユースシネマインターン」は対象は15~23歳で参加無料、定員7~10人。いずれも申し込みは先着順。
詳細は、なら国際映画祭ホームページ(https://nara-iff.jp/news/3309/)。


































