「多くの国民が犠牲となった歴史ここにある」 香芝で戦没者の遺品を展示
2025年08月13日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
平和の大切さを知ってもらおうと、戦没者の遺品や戦時中の生活用品などを展示する「第24回平和のための香芝戦争展」(NPO法人・平和のための香芝戦争展主催)が9、10日に奈良県香芝市のふたかみ文化センターで開催された。

展示された軍用ラッパなどの遺品=香芝市
会場では、同市在住の約世帯の遺族らから寄贈された軍隊手帳やラッパ、水筒のほか、復員した日本兵が記した手記なども展示した。訪れた桜井市の鍛冶結花さん(51)は「当時の暮らしぶりや、家族を思う気持ちはいつの時代も変わらぬことが伝わってくる。若い世代に平和の大切さを訴えることにつながる」と見入っていた。
また、沈没した学童疎開船のアニメの上映会や、識者の講演会なども開催。同法人の西嶋拓郎事務局長は「多くの国民が犠牲となった歴史がここにはある。小さな市であっても、戦争に翻弄された人々がいたことを忘れないでほしい」と話していた。


































